令和5年6月8日(木)、富山県へ『立山黒部アルペンルート勉強会提言書』を提出しました。

2023年7月12日

立山黒部アルペンルートは、雄大な自然や四季折々の絶景を有する世界に誇れる山岳観光ルートであり、地域経済を支える重要な観光資源でもあります。
しかし、自然保護の担保と観光振興との両立の難しさや、有料道路の維持管理業務に関する財源確保など、多くの課題を抱えています。
これに対し、平成30年度 『立山有料道路』を対象とした国土交通省先導的官民連携支援事業『コンセッションを活用した有料道路事業に関する調査』が実施されましたが、具体的な事業実施には至りませんでした。
この様な背景のもと、大成建設(株)、三菱地所(株)及び、(株)オリエンタルコンサルタンツの3社を軸とした『立山黒部アルペンルート勉強会』を組成して、学識経験者から指導を受けつつ、地元を含む関係者との意見交換を重ねながら『コンセッションを活用した有料道路事業の可能性』の検討を進めてきました。
約3年間に渡る検討の結果、『空港コンセッションに代表されるPPP事業の手法(収益施設と交通インフラのバンドリング事業)を適用した新たな事業を創造することが、地域の課題解決に有効である』との結論に至り、令和5年6月8日(木)13時に、勉強会代表企業の代表者名(大成建設(株)執行役員 清水正巳 土木技術部長)から、蔵堀祐一 富山県副知事兼富山県道路公社理事長へ、勉強会の検討結果を『提言書』として提出致しました。

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