ポリウレア樹脂塗布防水工法

大成建設では、多くの工場が立地する「防火地域」「準防火地域」「法22条地域」において、
大波および小波スレート屋根を強靭に改修できる工法「ポリウレア樹脂塗布防水工法」の
国土交通省の大臣認定※1を取得しました。
大成建設では、多くの工場が立地する「防火地域」「準防火地域」「法22条地域」において、大波および小波スレート屋根を強靭に改修できる工法「ポリウレア樹脂塗布防水工法」の国土交通省の大臣認定※1を取得しました。
※1 大波スレート屋根向け 飛び火認定番号:DR-2047およびDR-2048
※2 小波スレート屋根向け 飛び火認定番号:DR-2075
~工場屋根の改修の課題~
波形スレートは、軽量で耐火性・耐久性に優れており、多くの工場屋根に採用されてきました。
しかし、経年劣化により、ひび割れを原因とする漏水、ボルトの腐食、台風といった強風による破損などが発生しています。
このような劣化は適切な改修によりある程度防ぐことが可能ですが、大がかりな仮設足場が必要になるなど、
工場の操業への影響が懸念され、なかなか改修が進まないのが現状です。

~ポリウレア塗布防水工法の特徴~
「ポリウレア」は、イソシアネートとポリアミンの化学反応によって形成される樹脂化合物です。対象物に塗布することで、防水性・耐衝撃性・耐薬品性・耐摩耗性などに優れているといった特徴があるコーティング材です。「柔らかいステンレス」と評され、”300%以上の伸び率を持ちながら、高い強度物性と耐性” を持つ樹脂です。海外では「100年コーティング」と言われ、“基材との複合化” であらゆるモノを強靭化し防護する樹脂塗膜です。
ポリウレア樹脂は、コーティング後20分程度で人の歩行が可能になるまでの強度が確保できます。これにより、大掛かりな仮設足場が不要な屋根改修計画の検討が可能となります。適切にメンテナンスすることで、長期間防水性能を維持する事が可能です。

ポリウレア 鉄球による耐衝撃試験
~国土交通大臣の飛び火認定を取得。あらゆる地域の大波および小波スレート屋根に適用可能~
大成建設では、ポリウレア樹脂塗布防水の工法において、国土交通省の大臣認定を取得いたしました。
これにより、多くの工場が立地する建築基準法第62条(防火地域・準防火地域)および同法22条地域において、大波および小波スレート屋根への改修に適用可能となりました。
【大波スレート屋根向け】
<認定番号:DR-2047>遮熱効果の高いトップコート仕様
<認定番号:DR-2048>一般的なアクリルシリコンのトップコート仕様
【小波スレート屋根向け】
<認定番号:DR-2075>一般的なアクリルシリコンのトップコート仕様
※下地材などの仕様によっては、適用できない場合があります。