データセンター建築関連技術
データセンターの適用技術

データセンターの意義
データ通信設備や情報処理設備を設置・管理・運用する事に特化した施設としての
データセンターは、現代の情報化社会になくてはならない存在となっています。
その施設には24時間365日無停止で情報設備を運用するための設備が必要となります。

収益性
他の用途の建物と比較して、数倍~10倍程度もの電流を消費するデータセンターでは、省エネルギー化にランニングコストを削減するもっとも重要な要素です。
- 直接外気冷房
- 冷涼な外気を直接利用することにより、効率的な冷気の利用と熱の排出を行うことができます。
- 間接外気冷房
- 間接的に冷熱を利用することにより、外気の湿度に影響されることなく空調負荷を削減できます。
- ダクトキャッピング空調システム
- 環境にやさしい素材を使い、空調効率を20%アップさせた空調システムをご案内いたします。
- シミュレーション技術
- 大成建設はデータセンターの設計に必要なシミュレーションソフトや実験設備を有しており、それらを最大限に活用して最高品質の施設をご提供します。
- 天井レスサーバールーム
- 天井材などによる気流の抵抗が少なくなることにより空調効率を向上させます。
- クールピット
- ピット内の冷涼な外気を利用し、空調負荷を低減させます。
信頼性
24時間365日の安定的なサービス提供を要求されるデータセンターの建築・設備には経験・実績と高い技術ノウハウが必要です。
- 施設の仕様
- IT機器の小型化・高密度化が急速に進む中、施設に求められる条件を満たしたデータセンターをつくります。
- 冗長性の確保
- 災害や障害時にも止まることのない可用性の高いデータセンターを提供します。
- リスク対策
- データセンターが抱えるリスクの一つ一つに対し、事前に対応策を検討します。
- 高い免震性能
- 高い免震性能を確保するハイブリッドTASS構法と3次元床免震システムについてご紹介します。
柔軟性
データセンターには段階的な実装やユーザーの使い方、増床への要求に対する柔軟性・拡張性が必要になります。
- ネスト・クラウド
- ユニットを縦積みにすることでリソースの適正配置とコスト削減を実現する次世代型データセンターのご提案です。
- 配置計画
- サーバーラックをできるだけ多く収容するためには適切な配置計画を行う必要があります。
- モジュール
- 需要に応じてモジュール単位ごとに増設可能な施設は、初期投資を抑え効率的な投資回収を可能にします。
バリューアップ
旧来より使用されてきたデータセンターの多くは施設に対する様々な課題に直面しています。改修によりユーザーの要求にあった施設に蘇らせます。
- バリューアップ改修
- 大成建設のバリューアッププランは単なる老朽化施設の改修に留まらず、魅力的な施設へと蘇らせます。