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ボスポラス海峡横断地下鉄 開通式典が開催されました

—アジアとヨーロッパを結ぶ、大プロジェクト—

2013年10月30日

大成建設株式会社

2013年10月29日、トルコ共和国建国90周年の記念日に合わせて、ボスポラス海峡横断地下鉄の開通式典が開催されました。大成建設(社長:山内隆司)はトルコの建設会社2社との共同企業体により「ボスポラス海峡横断鉄道トンネル工事」を2004年より施工してきました。
開通式典には、トルコ側からはアブドゥッラー・ギュル大統領、レジェップ・タイイップ・エルドアン首相、ビナーリ・ユルドュルム運輸海事通信大臣のほか、日本側からは安倍晋三内閣総理大臣、髙木毅国土交通副大臣、横井裕駐トルコ日本国大使、市川雅一JICA理事らと共に、山内社長が出席し、地下鉄の開通を祝いました。
本工事は、厳しい条件下で世界最深となる60mの海底に沈埋トンネルを敷設する高い技術力と、文化財を発掘しながら地下駅を建設する、歴史都市ならではのきめ細かな対応が要求されました。
鉄道の開通によって、これまでフェリーで30分近くかかっていた海峡間の移動が、4分へと大幅に短縮されます。また、交通の要衝に位置するイスタンブールでは、慢性的な交通渋滞が生じ、排気ガス等による大気汚染が深刻化していますが、今後、地下鉄の利用が増えることで、こうした問題の緩和が期待されます。
今後もさまざまなプロジェクトを通し、当社の持てる高い技術を提供してまいります。

安倍首相とユルドュルム運輸大臣 テープカットの様子

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