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ベトナム・ノイバイ国際空港第2旅客ターミナルビル 完成式典が開催されました

2015年1月5日

大成建設株式会社

 2015年1月4日、ベトナム社会主義共和国のハノイ市郊外においてノイバイ国際空港第2旅客ターミナルの完成式典が開催されました。「ノイバイ国際空港第2旅客ターミナル新築工事」は大成建設株式会社(社長:山内隆司)とベトナム最大手の建設会社ビナコネックス社との共同企業体により2012年から施工してきました。

当日の式典には、ベトナム側からはグエン・シン・フン国会議長、ホアン・チュン・ハイ副首相、ディン・ラー・タン交通運輸大臣のほか、日本側からは太田昭宏国土交通大臣、深田博史駐ベトナム日本国大使らと共に山内社長が出席し、第2旅客ターミナルの完成を祝いました。

 本工事は、円借款を活用して進められてきたプロジェクトであり、既設のノイバイ国際空港に第2旅客ターミナルビルを新設するもので、2012年2月に着工し、延34か月をかけ昨年2014年12月に竣工しました。
ハノイ市内の北部に位置する同空港は、ベトナム北部の玄関口であり、主要な物流拠点でもあります。第2ターミナルビルの供用開始により、現在の年間600万人から、二つのターミナルビルをあわせて、最大1,600万人までの対応が可能となり、観光や物流の面で同国の経済発展に大きく寄与するものと予想されます。

【工事概要】
工事名称 ベトナム・ハノイ・ノイバイ国際空港第2旅客ターミナルビル新築工事
施工場所 ハノイ市郊外 既設空港内
発注者 ベトナム空港公社(ACV)
設計者 日本空港コンサルタンツ(JAC)
施工者 大成・ビナコネックスJV(出資比率は非公表)
工事価格 約447億円(JV全体:税抜)
資金源 円借款(本邦技術活用型)
工期 2012年2月~2014年12月(34か月)
施設概要

旅客ターミナルビル(地上4階・地下1階・RC+屋根S造) 延床面積 152,153m2 付属建物 駐車場等 ターミナル高架道路、塗装工事 空港特殊設備(手荷物搬送設備、搭乗橋、フライト情報システム、保安設備、発券システム)、汚水処理設備、燃料供給システム他

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