重層的な対比で創薬研究の「知」を表現する「擁壁建築」

微生物化学研究会 espoir 目黒 /梅澤濱夫記念館

WORKS

外観夕景
外観夕景

若い海外研究員のための寮と、創設者の記念館を複合した計画です。
崖と幹線道路に挟まれた細長い敷地に、崖上にある研究所の地盤を支える擁壁と一体化した建築が求められました。水平ラインを強調する重厚な床スラブに繊細な壁を絡ませ、街並みに軽やかなリズム感を与えます。さらに、無機的なコンクリートの中にベニヤの木染みの残るコンクリート面を織り交ぜることで、重層的で深みのある表情をつくり出し、幹線道路の街並みに新たな魅力を添えています。

構成図
構成図
寮内観
寮内観
擁壁(右側)と一体化した共用廊下
擁壁(右側)と一体化した共用廊下
地階を活用した記念館景
地階を活用した記念館景
擁壁と一体化した外観全景
擁壁と一体化した外観全景

工事概要

発注者 公益財団法人微生物化学研究会
所在地 東京都品川区
竣工 2017年7月
延面積 894.32m2
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