伝統工法×新技術で組み上げる、堂々とした構え。

九品仏淨眞寺閻魔堂

WORKS

外観
三仏堂や本堂と同様、柱が太く、茅葺き風の素朴でどっしりした印象の「珂憶造り」を踏襲

1678年に創建にされた九品仏淨眞寺。緑豊かな境内には三仏堂と称する3 棟のお堂に3 体ずつ、計9 体の阿弥陀如来像が祀られ、寺名の由来となっています。
総門近くに構える閻魔堂の建て替え計画では、淨眞寺オリジナルの意匠「~珂憶(かおく)造り~」を踏襲。伝統的工法に大成建設オリジナルの「T-WOOD 組み板壁」を採用し、接合部に金物を使わない木組みとしました。堂内を包み込む青森ヒバの芳香と、厳格な閻魔像に負けない太い柱が印象的です。

建物内の様子
青森ヒバを贅沢に使い、宮大工によって丁寧に仕上げられた
中央の格子天井
中央の格子天井より自然換気を行う

大成建設のソリューション

平面図
平面図
断面図
断面図
T-WOOD 組み板壁
T-WOOD 組み板壁
柱に2種類の溝を彫り、板壁を組み合わせ固定した工法で 従来の2倍の剛性と耐力を有する

工事概要

発注者 宗教法人淨眞寺
所在地 東京都世田谷区
竣工 2018年12月
延面積 56.55m2
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