製糸業で栄えた街で人の出会いを紡ぐ「織枠」。
大宮区役所・大宮図書館
WORKS
スパイラル状に連続する吹抜け空間
既存庁舎の耐震不足に伴い、図書館との併設で建て替えた新庁舎です。
製糸業で近代化を支えた大宮の歴史に着想し、「まちを紡ぐ、人を紡ぐ、時を紡ぐ」をコンセプトに掲げました。外観は絹糸を、構造体は織枠をイメージし、建築の内部は氷川参道沿いの緑豊かな環境に寄り添いながら、吹抜け 空間がスパイラル状に連続します。人々を自然と上層へと誘い、多様な出会いや発見を創出する、 市民に開かれた「新しい公共の姿」を提案しました。





大成建設のソリューション
製糸業で栄えた歴史を紡ぐ建築
バランスの取れた正方形平面の中心に、織枠のような構造体(耐震コア)を配すことで、柱や壁に規定されないフレキシビリティの高い諸室配置と、安定した構造を実現しました。




工事概要
発注者 | 大宮クロスポイント株式会社(発注者:さいたま市) |
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所在地 | 埼玉県さいたま市大宮区 |
竣工 | 2019年3月 |
延面積 | 23,541.76m2 |
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