列柱がつくる秩序がすべてのデザインを統合する。
北海道科学大学 D棟/E棟/F棟
WORKS



構造・設備インフラの「見える化」
正門から続く並木道の正面、約150mにわたる列柱が存在感を放つ工学部の新校舎です。拡張性と可変性を備えた幅3m のユニットを長手方向に連結。6年間、3 段階の拡張を経て完成しました。列柱は日射制御機能を兼ね備えるなど、スマートキャンパス計画に貢献すると共に、構造体・設備インフラの「見える化」も実現。工学系学生たちの活きた教材になります。反復するシステムが生む秩序がそのまま外観や内観となった、力強い建築が完成しました。




大成建設のソリューション
3mモジュールによる拡張システム
PCa 柱など、工場生産部材による3m 幅のユニットを反復させた構成です。モジュールを連結することで大空間も実現可能で、将来的な可変性・拡張性も確保しています。新校舎はこのシステムを実践し、段階的に建設されました。ユニットの共通化・工業化により、現地作業を最小化して工期を短縮、品質の平準化、人手不足にも対応しています。




工事概要
発注者 | 学校法人北海道科学大学 |
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所在地 | 北海道札幌市手稲区 |
竣工 | 2021年1月 |
延面積 | 16,490.41m2 |
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