新さっぽろ駅周辺地区I街区開発プロジェクト

活彩都市─
「まちなか集積医療」による先導的まちづくり。

I街区のメインストリート
医療施設の彩りのある表情が並ぶ、I街区のメインストリート。街区の中心にシンボルとなる屋内空中歩廊「アクティブリンク」を配置し、各建物をつなぐ安全で快適な歩行者ネットワークを実現した

医療施設を核に一体的なまち並みをつくる

札幌市の副都心、新さっぽろ地区で進む大規模再開発です。駅前の市営団地跡地、約1.6haを複合開発するI街区は、郊外にあった3つの病院を誘致し、医療複合ビルや商業施設、ホテル、集合住宅を組み込むことで、新たな賑わいを創出。ガスコージェネレーションによるエネルギー消費の平準化、効率化を図り、コンパクト&スマートシティの拠点モデルとなることを目指しています。まずは医療施設が集積するエリアが2022年7月に完成。先導的なまちづくり事例として、注目を浴びています。

街区全体がデザインされた統一感のある街並み
街区全体をデザインコントロールし、建築・外構・道路を一体的にデザインした。 各医療施設の色は「札幌の景観色70色」から選定し、色彩、素材、ディテール、 照明などをきめ細かく調整。統一感のある街並み形成に配慮した

集まるメリットと事業の自由度を両立する
「ハイブリッド・シェア型」開発

サービス通路や駐車場などの必要機能・空間を敷地ごとに配置する分譲型開発ではなく、街区全体で集約・共用化し、シェアリングする「ハイブリッド・シェア型」開発を採用しました。シェアリングによって土地を有効活用することができ、生まれた余剰を活かして、街区全体で共有する空中歩廊や広場などの快適で安全な空間を生み出しました。

I街区のシェアリング配置図
I街区のシェアリング配置図。駐車場・サービス通路を集約・共用化することにより、空中歩廊や広場を創出。まちの入口となる「2つの広場」と中心の「アクティブリンク」が、まちの骨格をつくる



建設中のI街区全体
I街区全体は2023年末に街びらきを予定している。JR千歳線沿いのエリアでは、商業施設やホテル、集合住宅を建設中


工事概要

発注者

大和ハウス工業株式会社、医療法人脳神経研究センター、有限会社新札幌サプライ、社会医療法人交雄会メディカル 交雄会新さっぽろ病院、大和リース株式会社、北海道ガス株式会社

所在地 北海道札幌市厚別区
竣工

2023年9月

延面積 114,028.23㎡
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