至るところが学びの場となる、豊かな緑のキャンパス。

関西大倉中学校・高等学校 共用棟/高校棟

WORKS

新校舎全景
新校舎全景(高校棟・共用棟)。関西大倉学園は当社の創業者、大倉喜八郎が創立した大阪大倉商業学校をルーツにもつ
中央棟
円弧型のカーテンウォールの中央棟。夜間はキャンパス行灯となる
高校棟1階の食堂
高校棟1階の食堂。フルオープンサッシとウッドデッキにより、前面のキャンパスプラザと一体的な利用が可能

分散していた校舎群をキャンパス軸で統合する

全体図
キャンパス軸により、中学・高校・共用棟を1つに統合。共用棟(右)と高校棟(中央)は 渡り廊下で接続し、中学棟(奥)との間に渡り廊下を新設。3棟をつなぐキャンパス軸を形成した
学園の創立120周年を記念した、中高一貫校の大規模建て替えプロジェクトです。里山の豊かな自然に囲まれた、広大な敷地に分散する築60年の校舎群をローリングにより建て替え、中学・高校・共用棟に集約。 3棟をキャンパス軸で1つに統合することで、明快なゾーニング・動線計画を実現しました。新たな交流の場となるキャンパスプラザなど、豊かな緑を採り込んだ多彩な共用空間を散りばめることで、キャンパスの至る所が学びの場となり、更なる交流を育みます。
2階図書館
共用棟エントランスの吹抜け階段から2階図書館を見る
コミュニケーションラウンジ
高校棟の吹抜けまわりに配したコミュニケーションラウンジ。生徒の交流、自学自習の場
中央棟サイエンスラウンジ
中央棟サイエンスラウンジ。理科系5教室に面した、先生と生徒の対話の場

生徒1人1人の居場所をつくり、交流を育む仕掛け

敷地の高低差を活かし、3 棟が接続する計画としました。既存校舎を改修した中学棟1 階と、各学年が吹抜けを介してつながる高校棟2 階を貫くキャンパス軸は、共用棟2 階の図書館につながり、本の壁に囲まれたブックストリートとなります。生徒の居場所となり、教職員との交流を育むラウンジなど、大小さまざまな共用空間を校舎内に散りばめました。

断面構成

「関倉ブックストリート」
キャンパス軸とつながる図書館内の「関倉ブックストリート」

工事概要

発注者 学校法人関西大倉学園
所在地 大阪府茨木市
竣工

2022年7月

延面積 11,847.16㎡
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