コンピュテーショナルデザインによる環境共生型ファサード。

JX金属 磯原工場 総合事務棟

WORKS

外観
半導体用スパッタリングターゲットを主要製品とする最先端薄膜材料事業の拠点、磯原工場のシンボル的施設
外観イメージ
外殻構造が表出した外観。象徴的な斜め柱を1、2階では美しく見せるデザインとし、3階以上は外装材のパターンで表現した
工場正門のすぐ横に位置する、事務機能を集約したビルです。無柱で平面形状20m×32mのワークスペースを実現するため、柱とブレースの役割を果たす「X-アウターフレーム」による外郭構造を採用し、構造体がそのまま表出したファサードとしました。斜め柱を覆う外装材のリズミカルなパターンが、日射負荷を低減しつつ、豊かな風や眺望をオフィスに採り込みます。企業理念を体現し、シンボルとなる建築を目指しました。


外観パターン
1万通り以上の中から選定されたパターン。BELS★5の環境性能を実現した
ウェルカムウォール
スパッタリングターゲットの積層感をデザインモチーフとしたウェルカムウォール
コミュニケーションエリア
コミュニケーションエリア。什器はワークショップにより選定
外観デザイン
外観デザインにおける命題「日射遮蔽」「通風」「眺望」を評価する定量的な指標を定め、 最適な開口配置をコンピュテーショナルデザインにより決定した

工事概要

発注者 JX金属株式会社
所在地 茨城県北茨城市
竣工

2022年2月

延面積 4,621.05㎡
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