ものづくりで東北を元気に。MIYAGI発のイノベーションを世界へ。

東京エレクトロン宮城 宮城技術革新センター

WORKS

半導体製造装置のリーディングカンパニー、東京エレクトロングループの研究開発施設
半導体製造装置のリーディングカンパニー、東京エレクトロングループの研究開発施設。
美しい山並みを望む緑豊かな東京エレクトロン宮城の本社工場(TAISEI DESIGN WORKS ARCHITECTURE 2019 参照)敷地内に整備された

開かれた工場を目指して

革新的な技術の創出と生産性向上を目指したオープンイノベーションの拠点です。地域社会に開かれた工場を象徴する大庇が人々をやさしく出迎え、自然光が降り注ぐ吹抜け広場が自由な働き方を促します。南三陸杉や稲井石などの地産材を積極的に活用し、地域の学生が制作したアートを随所に配置。震災復興に寄与すると共に、温もりのある空間を実現しました。業界を超えた人々とのつながりから気づきや閃きが生まれ、未来の可能性を広げる場となります。

1-2階、イノベーションエリア夕景
1-2階、イノベーションエリア夕景
目の前に広がる山並みの風景を顕在化する、県産材の南三陸杉で仕上げた大庇
目の前に広がる山並みの風景を顕在化する、県産材の南三陸杉で仕上げた大庇
地域社会に開かれた印象を与える外観
地域社会に開かれた印象を与える外観
緑の景色を一望できる2階の屋外テラス
緑の景色を一望できる2階の屋外テラス
自由な働き方を促し、従業員同士の交流を促す2階ラウンジ「TeLaSu」
自由な働き方を促し、従業員同士の交流を促す2階ラウンジ「TeLaSu」
地域の学生が制作したアートを展示した2階応接室
地域の学生が制作したアートを展示した2階応接室
技術開発の核となる共創空間、1階フレキシブルラボ
技術開発の核となる共創空間、1階フレキシブルラボ

環境配慮型の前庭

建設発生残土を処分する際、運搬に多くの燃料を消費しCO2が発生します。本計画では、残土を処分せずに敷地内で有効活用することで環境負荷を低減しました。隆起する緑の大地は、山並み風景とのつながりを生み、建物と庭との関係性を整え、木々が周囲からの視線を和らげるように内部空間をやさしく包み込みます。

内部空間をやさしく包み込む緑の丘
内部空間をやさしく包み込む緑の丘
隆起する緑の丘と散策路
隆起する緑の丘と散策路

大成建設のソリューション

出会いや発見を促し、イノベーションを創出する建物構成
出会いや発見を促し、イノベーションを創出する建物構成

受賞歴

2022年
第35回日経ニューオフィス賞 ニューオフィス推進賞
グッドデザイン賞
日本空間デザイン賞2022 サステナブル

工事概要

発注者 東京エレクトロン宮城株式会社
所在地 宮城県黒川郡大和町
竣工

2021年9月

延面積 19,400.0m2
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関連情報

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