運営しながら、約13年かけて生まれ変わった緑豊かな病院。
日本医科大学付属病院
WORKS


診療を止めることなく建て替える
敷地内に多数の棟が高密度に建てられ、機能が複雑に混在していた病院を、診療を止めることなく全面的に建て替えるため、工期を3 期にわけ、移転、解体、新築を繰り返しながら進めました。既存建物直下での地下連絡通路工事や、免震建物を仮使用しながらの1 期2 期接続工事など、さまざまな技術と工夫で困難を乗り越え、およそ13 年の歳月をかけて実現しました。






地域との親和性を高めた都市型大学病院の再生


病院が立地する谷根千地域の歴史と情緒が感じられる、和テイストのインテリア
1910 年、文京区千駄木の地に開院以来、地域に根差して発展してきた大学付属病院の建て替えプロジェクト。老朽化・狭隘化した既存建物を運営しながら、約13 年の歳月をかけ、全面的に建て替えました。総合設計制度等の容積緩和手法を活用し、高度先進医療を担う病院として必要な床面積を確保。内外装は地域の歴史や文化と調和するデザインとし、建物外周は地域の環境改善に貢献するオープンスペースに。長くこの地で親しまれてきた病院に相応しい、地域のランドマークとなる建築を目指しました。



工事概要
発注者 | 学校法人日本医科大学 |
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所在地 | 東京都文京区 |
竣工 |
2021年12月 |
延面積 | 58,870.21㎡ |
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