メガソーラーで実現するカーボンニュートラルファクトリー。
大成ユーレック 川越工場 グリーンリニューアル
WORKS

鳥瞰全景。工場棟(中央)の屋根・壁面に2644枚、事務所棟(右奥)の屋根に
114枚のソーラーパネル/太陽光発電ガラスを設置

PC 板を中心に建築部材を製造する川越工場(1970 年設立) では、工場棟・事務棟の屋根全面にソーラーパネルを設置し ました。発電容量は1,043kW に及び、年間の電力購入量と CO2 排出量を大幅に削減。節電・省エネ自動制御システム等 を導入した事務所棟はZEB(正味100% 以上の省エネ)を取 得しています。工場棟の補強にはCO2 固定化材料のCFRP やCLT を使用し、事務棟の内装にはリサイクルマテリアル を多用。カーボンニュートラルファクトリーを実現しました。



PC板を製造する工場入り口。庇下部のCFRP梁で屋根を補強している。
カーボンリサイクルコンクリートによるPCルーバー(中央壁際)が見学者を迎える


3Dプリンティングの様子。
材料押出ノズルの動きが
美しい積層痕をつくる


天井木ルーバーの施工にはAR技術を活用。複雑な取り付け部分もARによって一目瞭然。
従来よりも1.5倍の速さで施工が可能
工事概要
発注者 | 大成建設株式会社 |
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所在地 | 埼玉県川越市 |
竣工 |
2023年3月 |
延面積 | 8,828.31㎡ |
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