未来へと漕ぎ出したアリーナ。浜風になびく、表情豊かな「帆」。
横浜BUNTAI
WORKS

人と文化、まちをつなぐ関内地区を牽引する交流拠点
関内駅近く、スポーツと文化の聖地「文体」として親しまれてきた横浜文化体育館(2020年閉館)。その歴史・文化を継承し、市民利用はもとより新たなスポーツ振興の拠点となり、コンサートなどの多様なニーズにも応えるアリーナを整備するPFI事業です。訪れるたびに表情を変えるファサードは、未来への船出を表現。同時期に整備された武道館、ホテルとも連携し、駅周辺地区のリーディングプロジェクトとして、賑わい創出の核となることを目指しました。

なびく帆を具現化する外装デザイン

外装鋼板に均一なピッチで穿たれた約13万個の孔と、その800mm内側にある外壁に少し揺らいで描かれた同数のドット模様。この2層の視野差によるモアレ効果で、風のゆらぎを表現しています。さらに内包した照明の色彩の変化により、季節や一日の変わりゆく時の流れを感じる外装となり、まちに新たな景観をつくりだしています。
工事概要
| 発注者 |
株式会社YOKOHAMA文体 |
|---|---|
| 設計 |
梓設計・アーキボックス・大成建設 設計共同企業体 |
| 所在地 | 神奈川県横浜市中区 |
| 竣工 |
2024年1月 |
| 延面積 |
15,462.95㎡ |
- ※本コンテンツに記載された情報(役職、数値、固有名詞等)は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。
