人が集い、楽しみ、歓喜し、憩う。 365日にぎわう、国際平和都市の「まちなかスタジアム」。

エディオンピースウイング広島

SPECIAL MOVIE
「飛翔」

WORKS

試合時のスタジアム
恒久平和を祈る聖地・広島に、平和であることを喜べる新たな「動的」な共感空間、FIFA国際基準を満たすサッカー専用「まちなかスタジアム」として計画された。その想いを「平和の翼(ピースウイング)」と呼ばれる白い大屋根で造形化した

広島の人々とまちに活力を与える新たな回遊拠点

2階ペデストリアンデッキ
南に設けた幅員10mの2階ペデストリアンデッキ。スタンドのコーナー部に大きな開口を設け、試合中の様子をまちなかでも感じることができる
スタジアム夜景
旧太田川(本川)越しに見るスタジアム夜景。「平和の翼」が夜空に浮かび上がる

まちに開かれた回遊型スタジアムパーク

スタジアムと広場をつなぐダブルコンコースによる遊環構造
スタジアムと広場をつなぐ、ダブルコンコースによる遊環構造

広島城や旧広島市民球場跡地(ひろしまゲートパーク/TAISEI DESIGN WORKS ARCHITECTURE 2023 参照)とペデストリアンデッキでつながり、 スタジアム東側の芝生ひろばや南側の旧太田川(本川)の水辺空間と連携することで、まちの回遊性を高めました。紙屋町・八丁堀地区の繁華街ともつながることで、日常的に立ち寄れる「まちなかスタジアム」を実現しています。

エディオンピースウイング周辺

平和記念公園から原爆ドーム、中央公園へと連続する平和軸を見る。エディオンピースウイング広島は、西は旧太田川(本川)、東は芝生ひろばと広島城に隣接する

芝生ひろばから見たスタジアム
芝生ひろばからスタジアムを見る。広場に面した1階には ミュージアムやショップを設け、試合日以外でも来場が可能
3階メインコンコース
幅員10mの360度周回可能な3階メインコンコース
平和記念公園からの眺め
平和記念公園からの眺め。原爆ドームの左奥に翼を覗かせている

意匠・構造が一体となったデザイン

構造3Dモデル

意匠上のポイントである「平和の翼」の大屋 根を支えるのが、ケーブルを用いた張弦キールガーダー(南北方向約135 m)です。先端部を形鋼による約14 mの片持ち梁で構成す ることができ、フィールド側からの軽やかさも実現。北側は傾斜した1 本柱、南側は山型斜め柱で支持し、スタンド内部の熱気が垣間見えるオープンコーナーを実現しました。

張弦キールガーダー
山型斜め柱
張弦キールガーダー(左)と山型斜め柱(右)の建て方
スパイラル広場



























スパイラル広場。1階にミュージアム、2階にエントランスゲートを見る
選手ロッカールーム
選手ロッカールーム(ホーム)
2階VIPラウンジ
2階VIPラウンジ。広島県産のシイ材や地元技術を用いたスズ箔の壁がもてなす
スタンドコーナー部に設けた開口部から望む広島のまちなみ
スタンドコーナー部に設けた開口部から望む広島のまちなみ



工事概要

発注者 広島市
所在地 広島県広島市中区
竣工

2023年12月

延面積 65,878.00㎡
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