今までのまち/これからのまちをつなぐ
開かれたワークスペース。
開かれたワークスペース。
東京避雷針工業 横浜支店
WORKS

避雷設備機器専門メーカーの新たな支店ビル。周辺環境とつながる、オープンなワークスペースを計画した
周辺環境とつながる「空気」をつくる
コンクリート躯体の型枠にOSBやラーチ合板を用いたほか、「TUBE」のエキスパンドメタルや、階段のSUS製ウェブネットなど、工業地域の風景と呼応し、この場所らしい空気感を生み出す素材を選定しました。各素材の肌理を大切に、触りたくなる表情を持つ仕上げとし、時の経過と共に、より豊かで力強い空間へシフトしていきます。



工業地域から複合市街地へ、
変わりゆく臨海のまちを感じながら働く
土地区画整理事業に伴う、支店ビルの移転新築計画です。40年間過ごしてきたまちと、これから開発が進むまちをつなぐ建築を目指しました。要求された空間を3つに整理し、性格の異なるボリューム、GATE /BOX /TUBEに納めることで全体を構成。それらの隙間には、まちに開かれた「オープンワークスペース」を設えました。この場所で、このクライアントだからこそ実現できた、「働きながらまちを感じ、まちからもその様子を感じ取れる」オフィスビルです。

横浜市都心臨海部、東高島駅の北側で進む土地区画整理事業により、40年以上使い続けてきた旧事務所から数100m離れた場所に移転

工事概要
| 発注者 |
東京避雷針工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県横浜市神奈川区 |
| 竣工 |
2023年7月 |
| 延面積 |
787.16㎡ |
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