小径木材で組み上げた、強く、しなやかな人道橋。
TAC.T BRIDGE
WORKS

螺旋組みした小径木材の部材密着度を高め、ロングスパンを可能とするプレストレス架構

当社技術センター内の事務棟と実験棟をつなぐ、小径木材を二重螺旋状に組み上げた人道橋。小径木材の弱点を克服すべく、ロングスパン架構の実現、耐候性・耐久性の向上に取り組み、強みを生かすべく、 施工性と交換性の向上を図りました。建築物における小径木材の選択肢を広げることで木材利用を促進すると共に、当社独自の環境配慮コンクリート「T-eConcrete®」を橋脚基礎に初適用するなど、脱 炭素社会の実現に貢献する建築を目指しました。

鋼製プレートを介して接合することで接合部の剛性・耐力が向上。劣化した部分の部材交換も
容易にできる(左)/接合部に隙間を設け、水が溜まるリスクを低減し耐久性を向上(右)
K4性能の防腐・防蟻処理と、当社開発の木材保護塗料
「 T-WOOD® COAT」により耐候性・耐久性を向上させている
工事概要
| 発注者 |
大成建設株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県横浜市戸塚区 |
| 竣工 |
2023年9月 |
| 延面積 |
102.72㎡ |
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