伝統建築・歴史的建造物

文化財・歴史的建造物の保存再生

歴史的建築物

取り組み

伝統的な建築物から近代の遺産となる建築物まで、保存改修実績に裏付けられた技術を歴史、文化の継承にお役立てください。

伝統的な木造建築物から煉瓦建て等、近代の遺産となる建築物まで幅広い保存・改修実績に裏付けられた技術を歴史、文化の継承にお役立てください。

歴史や文化に対する関心がますます高まっています。中でも歴史的建築物は、文化をイメージする最も大きな要素の一つに挙げられており、それらの保存・有効な活用は社会基盤の充実として大きな期待がかけられています。

すべての過程が歴史・文化の継承にお役にたちます。

歴史的評価の調査 文書・参考資料の収集、歴史的美術調査等を行います。
建物診断 建築物の耐震性、部材の劣化腐食度等を詳細にわたり調査して、その調査をもとに現状の図面を作成します。
利用可能性の提案 地域づくりをふまえて、歴史的建築物の有効な活用方法等を提案します。
保存改修設計 調査をもとに防災性等も勘案しながら、当社の保有する最適な保存技術を提案します。

自由学園明日館

保存改修技術を生かして、自由学園明日館が後世に継承されます。

現在に至る経緯
  • 1921年(大正10年)フランク・ロイド・ライト、遠藤新の設計で完成
  • 日本に現存するライトの建築で完全なものは、明日館と神戸の山邑邸
  • 70年余の歳月により老朽化が進み、倒壊の危機から保存・改修へ
  • 教育史的、建築的価値、都市環境保全の観点から保存の要望
  • 1993年(平成5年)日本建築学会が「保存に関する要望書」を学園に提出
  • 1997年(平成9年)国の重要文化財に指定される
  • 1999年(平成11年)保存改修開始

改修概要

  • 中央棟他2棟保存のための国家補助事業
  • 半解体修理:解体完了後、調査に基づき復原・組立
  • 解体した部材は建物の維持支障のない限り再使用
  • 保存修理完了後、一般に提供できる生涯教育施設として活用
正面
1階講堂
2階食堂
2階小食堂北入口
1階平面図
2階平面図

保存改修技術

歴史的価値の高い煉瓦立て建物を使い続けるためにも、実績のある保存改修技術をお役立てください。

保存改修のプロセス

関連情報

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