ヒガシマル醤油株式会社 平成西工場

生産体制を再構築し、
液体調味料の新工場を建設したい。

ヒガシマル醤油株式会社 平成西工場

ソリューション4:【地域共生】地域との共存共栄をはかった工場

地域に風情にとけ込む工場

  • 平成西工場の外観は、近隣の情緒あふれる風景に合うように、龍野の町並みと伝統を意識した「蔵」をイメージさせるデザインを採用

地産地消へのこだわり

龍野醤油を育む地域環境

播磨平野の豊かな小麦、山間部の質の良い大豆、赤穂の塩、そして揖保川の軟水、おだやかな気候は上質な龍野醤油を育みました。

  • 良質の醤油醸造のために開発された「播州産高品質完熟小麦」を使用し、地産・地消の取り組みに大きく貢献
  • ダシをとった後の「かつおカス」や「醤油粕」は飼料として地域の小麦栽培に利用

消費者・取引先などに安心感を提供

  • 液体調味料の製造工程が見学できるよう見学者エリアを確保

お客様の声

ヒガシマル醤油株式会社  代表取締役社長 淺井 昌信 様

料理史上画期的な調味料「淡口醤油」は、1666年(寛文6年)龍野において誕生しました。龍野の風土など様々な条件の上に淡口醤油は発達し、淡口醤油を柱として全国一位のシェアを誇っています。
淡口醤油で全国一を守りつづけている理由としては、古くから安定した品質の商品を提供し続けていることと、時代に適応した新製品の開発を積極的に行っていることが組み合わさって今の地位があるのだと思います。

今回、平成西工場建設にあたり大成建設さんには「液体だし調味料の生産拠点」として目指している4つのことをお伝えしました。

  1. 1食品の安心安全
  2. 2高品質
  3. 3高生産性
  4. 4地域との共生

きっちり実現してくれたと思います。

大成建設担当者より

大成建設 設計本部 下村 真一

大成建設 設計本部 下村 真一

初めて龍野を訪れた時、古い町並みがきれいに残り、ヒガシマル醤油様の格式と歴史を強く感じたことを覚えています。

平成蔵工場(既存の工場)を稼働させながら隣接地に平成西工場を建設し、平成西工場完成時には平成蔵工場のラインと平成西工場のラインを繋げるために、トータルにプランニングすることが求められました。
時間をかけて平成蔵工場で働く従業員の方たちの動き、製品の流れ、物の動きというものを研究・分析し、高効率な工場を実現するためにはどうしたらよいか検討しました。まさに当社の総合力が試されたプロジェクトで結果的に、生産機械ともマッチングした中身の濃い工場が完成しました。

お客様には、設計部門、エンジニアリング部門、営業部門、施工部門の連携が大変よく取れていたことを褒めていただきましたが、ヒガシマル醤油様の担当者の方とも非常に良いコミュニケーションをとることができました。お客様がよい商品を市場に出そうという思いと、我々がよい工場を造ろうという思いが共感しあってこの工場は完成したのだと思います。

工事概要

発注者 ヒガシマル醤油株式会社
所在地 兵庫県たつの市龍野町富永127
竣工 2007年7月
延面積 4,637.50㎡
URL
  • 本コンテンツに記載された情報(役職、数値、固有名詞等)は初掲載時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

本ウェブサイトでは、お客様の利便性の向上及びサービスの品質維持・向上を目的として、クッキーを使用しています。
本ウェブサイトの閲覧を続行した場合は、クッキーの使用に同意したものとします。詳細につきましては、本ウェブサイトのクッキーポリシーをご確認ください。