味の素株式会社 食品グローバル開発センター

日本及び世界の食品研究・開発・工業化を
強化する研究所の建設

味の素株式会社 食品グローバル開発センター

お困りごと

敷地内、部門ごとに施設が分散している。基礎から開発、応用、商品化まで食品の研究開発に携わる専門家を一堂に集め、他部門との交流が生み出せる施設にしたい。また、海外との交流を加速させ「世界の人々においしさと健康」を提供し、消費者の皆様に開かれた研究所を目指したい。

成功事例

クラスター型配置
クラスター型配置

施設に「光」「緑」を呼び込むクラスター型とし、オフィススペースとラボラトリースペースを偶発的な出会いが可能なコミュニケーションエリアで繋ぎ、コミュニケーションエリアには多用な設備が装備され多彩なミーティングが常時可能なスペースとしました。
このような提案はコンペ参加会社では唯一の提案でした。

こうした提案を高く評価いただき、研究者の創造力を促す空間として「自然な環境の中で人と人、人と自然が対話する研究所」を目指し、大成建設の設計・施工で今回のプロジェクトがスタートしました。

外観
外観

ソリューション

新発想が生まれ続ける環境へ『100のサプライズ』をご用意!
100 solution to have“surprise”

味の素様のご担当者と50回にも及ぶ打合せを重ね、お互いがより良い研究所を作り上げたいという連帯感の中で『100のサプライズ』が生まれていきました。

「新しい食文化」を生みだす研究所のための創造空間

  • イノベーションスペースでは壁面に埋め込められた各種ツールから情報を引き出して、対話を誘発。
  • 外壁面からはね出されたガラスの出窓を設置、研究者の五感を刺激。
  • 人間工学に基づいた適正配光、目の疲れにくい光環境の実現。
  • 集中力を高めるインテリア配色。

「食」を通じてお客様との対話を図るゲストハウス

  • 和・洋・中華のそれぞれの食に合わせた「おいしさ」を演出するため、間接照明、点光源としてのダウンライトを配置し、それぞれを調光制御。
  • プレゼンテーションルームは映像・音響・空調・照明の各システムを連動制御することにより「食」に対応した季節のバーチャル体験を可能に。

世界へ向けてアピールする環境保護省資源・省エネルギー施設

  • 大幅な省エネルギー化を実現した「コンパクトダブルスクリーン」。
  • 執務室内の居住域に快適空調を提供する「通気性カーペットを用いた床吹き出し空調」。
  • 夏期は外気の予冷、冬季は外気の予熱を行い、空調エネルギーの低減を図る「クールピット」。

施設・研究成果を守りつづけるための備え

  • 積層ゴム支承とオイルダンパーによる「免震システム」。
  • 明解なセキュリティ動線。
  • 実験室には天井からユーティリティユニットを立ち下げ、レイアウト変更に対応。
ゲストハウス
ゲストハウス
北側夕景
北側夕景
エントランス
エントランス
コミュニケーションエリア
コミュニケーションエリア

関連情報

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