生産施設の『経営戦略』に応じた『施設戦略』を構築 #2
総合力が決め手！─ノウハウ・豊富な課題解決ツール
工場再構築計画ってどんな技術なのか？
よくお伺いする質問ですが『ひとこと』では語れません。
あらゆる技術・理論に裏付けられたノウハウそして豊富な経験が活かされています。
つまりあらゆる解決手法から適切な手法を選び、それぞれの「お困りごと」に相応しい活用を行うことです。
ノウハウ：2つのアプローチ
工場再構築においては、「2つのアプローチ」があります。
1．変化を織り込む─『シナリオづくりによるアプローチ』
次世代に備えた工場を再構築行うのですから、当然、将来的な変化を織り込んだ計画が必要となります。このような場合シナリオづくりが有効です。
2．直感も大切！分析も大切！─『仮説・検証型アプローチ』
工場再構築の計画は、仮説・検証型アプローチを主体にしています。まず「こうしたら良いのでは？」との仮説を立てて、それを様々な手法で効果があり、実施可能な案を追求するものです。
意外と思われるかも知れませんが、仮説を立てる過程では、経営者や担当者の将来構想に対する直感が大切です。逆にそれを検証する過程では、理論をベースにした分析型アプローチが重要となってきます。
特にこの直感についてですが、工場で働いている様々な部門・職位の方々が、現場で日常感じていることの中に多くの解が潜んでいます。それをしっかりと洗い出しすることが重要です。
豊富な課題解決ツール（一例ご紹介）
1．POE（Pre/Post Occupancy Evaluation）大成レパートリーグリット手法
経営者・従業員・訪問者など、あらゆる施設の利用者から施設に関する満足度をヒアリング・アンケートにより調査・分析します。利用者の要望を反映した働きやすい施設づくりが実現できます！
2．立地ポテンシャル診断
輸配送効率化・コスト削減と顧客満足度の向上のために！
3．建物劣化診断
「リニューアルで対応できるのか？それとも新築した方が良い？」
⇒ 適確に判断し、効率的な設備投資をサポートします！
4．耐震診断法
「新耐震基準に適合しているのか？いつ起こるかわからない地震への備えは？」
⇒日本のカントリーリスクといわれている地震への備えはまずこの耐震診断から始まります。
5．騒音予測シミュレーション「TANAS」
「周辺環境への騒音対策で頭が痛い・・・・」
⇒周辺環境に大きな影響を及ぼす、音・振動・低周波などの抑制策を講じます。
大きな誤解：ゼネコンに施設戦略を依頼するなんて・・・
「建設会社に施設戦略のことを相談？・・・それは怖い・・・一番投資額の多い案をプランニングされて、過大な投資をさせるに決まっている！」
これが私たち大成建設のスタッフにとって、一番悔しい誤解です。施設の建設・生産設備づくりが私たちの仕事なのはもちろんです。
しかし、それはお客様の事業が繁栄されることが大前提です。それがコンサルティングの目的だからです。
エンジニアリングにとっての出発点はコンサルティングです。「大成建設にたのんで良かった！」のお言葉が私たちのエネルギーです。是非、工場再構築をお考えの際には、大成建設にご相談下さい。
明るい未来を築けるパートナーとして全力でサポートさせて頂きます。