テコレップシステム

都市再生への新しいアプローチ 超高層建物の閉鎖型解体工法

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わが国に超高層ビルが登場して約半世紀。当時の最先端技術を注ぎ込んだ建築群もダイナミックな経済環境の変化を受けて、“ 建てかえ・更新”の時代を迎えた。その巨大さゆえに生じる、建物解体時のさまざまな環境インパクト。新たな課題に応えるため、建設技術はさらなる進化を求められた。

解体の騒音・粉塵を抑え、安全な施工を実現する「包み込まれた作業空間」。建設時に積み上げた膨大なエネルギーを、荷下ろし時に電気エネルギーとして回生する「エネルギー回生システム」。グローバルな地球環境時代にふさわしい新発想の解体工法がここに誕生した。

解体状況

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作業空間を覆い、地震や台風にも十分耐える構造の「テコレップキャップ」。ステップダウンでは全自動の傾き制御により、安全な稼動を実現します。

テコレップキャップは解体する建物の屋上を仮設屋根として活用します。工事中の騒音や粉塵の飛散を大幅に抑制し、近隣への影響を低減します。

解体した部材を地上に荷下ろしする際のエネルギーを、電力に還元します。電力はクレーンの動力や内部照明、換気用送風機などに有効活用します。

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