東京国際大学 池袋キャンパス
WORKS

閉じながら、つながる。大学と都市の新しい関係性
豊島区東池袋の旧造幣局跡地に整備された、東京国際大学の新たなキャンパスです。
学生の活動拠点を2階レベルに配し、隣接する防災公園の風景と連続しつつ、アカデミックな空間性を確立する「ステージ型」のキャンパスを創出しました。また、高層棟のボリュームは公園に対して徐々にセットバックし、屋上広場や空中ラウンジを計画。キャンパス全体が舞台となり、多様な場所で学生の賑わいや活動が表出することで、公園や地域との強い相互関係を生み出します。


「ステージ型」キャンパス
- キャンパスのさまざまな場所に豊かな交流空間
- 学生の交流がが公園に表出
- 機能毎のボリュームを最適化→効率良い平面
世界へ羽ばたく学生を育てるステージ
学生が成長する特別な舞台をつくるため、あえて公園からのシームレスな連続性を避け、レベルを上げて結界性を創出し、知的空気感をキャンパス内部に留めています。
また、大学の多様な機能を単調なヴォリュームにまとめず、機能毎に最適化した形状とし、その間隙に、多様な活動が交錯し刺激を生むスペースを複数散りばめました。


都市に知的刺激を与えるアカデミア
大学ならではの知的な空気感を周囲に表出し、他にはない、新しい刺激のある風景の創出を試みました。
公園に面して設けたTIUホールは、窓際の壁面パネルが回転し、公園の風景とつながります。多くの留学生が学ぶ日常の風景や、国際シンポジウム等の特別な出来事を表出することで、行き交う人々の学ぶ意欲を刺激する空間を創出しました。








