最新技術(2019.10-2020.03リリース)

- 地盤加熱型の微生物浄化技術
- 地盤を加熱しながら浄化材等を注入し、汚染地下水に含有する揮発性有機化合物を短時間で浄化する微生物浄化技術です。

- 「凍結しない加泥材」を用いたシールドマシンのビット交換手法
- 大深度におけるトンネル工事で凍結工法を用いて施工する際、「凍結しない加泥材」を用いてシールドマシン面板と凍結地盤との凍着を防ぐビット交換手法です。

- 「オープンミーティングスペース」開設
- 新設したテラスを中心に各施設との連携により、社内外の人的交流を通じて得られた情報や技術から、新たな価値創造につながるイノベーションを創出することができます。

- ZEB実証棟リニューアル「人と空間のラボ」
- 技術センターのZEB実証棟を、新技術とAI・IoTの活用により、ZEBとウエルネスの機能をさらに向上させ、新たに「人と空間のラボ」としてリニューアルしました。

- 建設用3Dプリンタで製作した部材でPC構造体
- 既開発の建設用3Dプリンタ「T-3DP® (Taisei-3D Printing)」で製作した部材に、PC鋼材を挿入・緊張して接合したプレストレストコンクリート構造を適用した国内初の“橋”を製作しました。

- 働き方支援サービス「T-Workstyle Concierge」
- 執務エリアの環境・位置情報と利用者の情報をあらかじめ設置したIoTセンサとクラウドサーバを使って取得・集約し、利用者の状況に応じてオフィス内の最適な執務エリアへ誘導するWEBサービスです。

- 炭素繊維補強樹脂を用いた防振浮床工法「T-Silent® CFRP Floor」
- 軽量で長尺なCFRP梁を用いて、優れた遮音性能と室内での施工性の向上を実現する防振浮床工法です。騒音や振動低減が必要とされる建物の新築・改築工事に適用できます。

- 長期間性能を保持できる防音用マット「T-Silent® Mat」
- 重量床衝撃音の低減機能と転倒時の安全性を兼ね備え、長期間性能を保持できる防音用マットです。集合住宅だけでなく、学校や福祉施設、医療・介護施設などに適用できます。

- 5Gを活用したi-Constructionの実現に向けた実証実験
- 5Gネットワークを構築して、センサーによるトンネル工事現場のデータ収集と建設機械の遠隔操作に関する実証実験を行いました。

- 大変形・湧水対応型ロックボルト施工法「T-Flexible Bolt」
- 地山の条件に応じ注水圧を段階的に制御しながらロックボルトを地山に定着させることで支保効果を保持できるため、地山の大変形に追従し、湧水条件下でも適用できます。

- 大型風洞装置
- 風圧の計測結果をリアルタイムに可視化するシステムを併せ持つ、省スペースで高性能な大型風洞装置です。超高層建物や都市再開発などの大規模プロジェクトでの風況把握や風関連の研究開発に活用します。

- 分解菌N23株による複合汚染された地下水の浄化技術
- 独自に発見した、優れた浄化能力を持つ分解菌N23株を活用することにより、複数の汚染物質を同時に分解します。複合汚染された地下水中の有機性化学物質を、従来に比べ短期間、低コストで分解することが可能となります。

- コンクリートのひび割れ画像解析技術「t.WAVE®」
- 既開発のコンクリートひび割れ画像解析技術「t.WAVE®」に、ドローンを用いて撮影した画像の解析機能を付加しました。コンクリート構造物のひび割れを定量的に評価し、点検時間の短縮と費用の大幅な削減につながります。

- 自動運転クローラダンプ「T-iROBO® Crawler Carrier」
- 人体検知システムを搭載した自動運転クローラダンプを開発し、安全性の確保と運搬作業の自動化に関する検証試験を行っています。

- 大型壁加熱炉
- 業界最大級の能力を備えた大型壁加熱炉です。本装置では、実大壁部材に実際の建物と同等の荷重を加えた状態で、耐火性能を検証することができます。

- 世界最高級強度の吹付けコンクリート「T-HPSC 100」
- トンネル支保工に用いる、世界最高級強度で優れた施工性を有する吹付けコンクリートです。山岳トンネル工事に対して、安全で効率的な施工を実現します。

- 炭素繊維強化プラスチック部材「T-CFRP Beam(FR)」
- 超軽量な炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を用いた構造部材です。同じ強度を持つ一般的な構造部材と比べて非常に軽量なため、既設建築物の大規模改修などにおいて作業性が向上します。

- 建物における音響・振動解析の新計算手法
- 建物に生じる音響・振動を効率よく解析する新たな計算手法です。従来に比べ、計算に要するメモリ容量や時間が大幅に削減され、迅速かつ高精度に予測することができます。