最新技術(2025.04-2025.09リリース)

- シールドトンネル工事用脱炭素型「T-eCon®/裏込め注入材」を開発
- 裏込め注入材は、当社の環境配慮コンクリート「T-eConcrete®」の技術を応用し、材料製造時のCO2排出量を従来比 60%から最大で110%削減できます。既存の設備・施工プロセスのまま現場導入可能です。

- 国内初 カーボンリサイクル・コンクリート外壁部材の耐火大臣認定を取得
- 高層ビルなどの建築プロジェクトにおいて、通常の建築確認申請だけでカーボンリサイクル・コンクリートを用いた外壁部材を建築物に適用できます。

- マルチリンク通信を用いた建設機械の超遠隔操縦に成功
- 直線距離で約90km離れた場所から、複数台の建設機械を遠隔操縦し、堆砂処理作業を実施しました。遠隔操縦による省人化システムにより、インフラ維持管理作業のさらなる効率向上を図ります。

- 山岳トンネル底盤部の変形状況を自動計測する多点連続式変位計「T-Invert Monitor」を開発
- 本計測装置は、地山の隆起や沈下などによる変位分布を詳細に把握することが可能で、インバート支保の損傷を防止し、トンネル構造物の安全性が大幅に向上します。

- 1つのセンサーで建物の構造健全性を簡易に判定できるシステムを開発
- 構造健全性モニタリングシステム「測震ナビ」のラインナップ拡充により建物の規模や用途などお客様のニーズに合わせた最適なシステムの選択・適用できます。

- 「1,4-ジオキサン」などの環境規制化学物質を分解する微生物製剤を製造
- 微生物製剤は、安全性と長期保存性に優れ、有機溶媒などとして用いられる「1,4-ジオキサン」をはじめとする様々な環境規制化学物質を含む排水や地下水などの浄化に活用できます。

- 自治体向け防災まちづくり支援システム「if-Map」を開発
- 地域の災害リスクと人口変動を考慮し、人口変化を踏まえた防災まちづくりや優先順位を考慮したインフラ整備・保全計画の立案を支援します。

- スーパーコンピュータ「富岳」を活用した3次元長周期地震動シミュレーション基盤を開発
- 多様な地震発生ケースを網羅解析できる基盤を開発。超高層建物等の長周期影響評価に要する計算時間を大幅短縮し、耐震安全性能を短時間で詳細検証できます。

- 重量物の吊り下げを可能にする「木質部材用吊材接合金物」を開発
- 独自の台形形状の金物本体に、側部から左右45度で交差させた2本のビスを打ち込むことで木質部材へ強固に固定。これにより、空調設備や配管などの重量物を吊るボルト等の吊材を容易に接合できます。

- 大型木造床組ユニット「T-WOOD® Truss Floor」を開発
- 一般流通材で大空間の無柱空間を木質構造で実現。オフィスや教育・研究施設など多様な用途に対し、部材調達・設計・コスト面で柔軟に対応でき、建築物への木材適用を大幅に拡大します。

- 建設現場のプラスチック仮設資材を環境配慮型に刷新
- 無線給電道路「T-iPower Road」で、高速走行中EVへの最大10kWの連続無線給電に国内初成功。これによりEVの長距離連続走行が可能となり、無線給電道路の実用化と高速道路への本格適用を加速します。

- 国内初 最高時速60kmで高速走行中の電気自動車に最大10kWの連続無線給電を実現
- 高速走行中の電気自動車(以下、EV)に無線給電が可能な次世代道路「T-iPower Road」において、最大出力10kWの連続無線給電に国内で初めて成功しました。これによりEVの長距離・連続走行が可能となり、無線給電道路の実用化と高速道路への本格的な適用に向けた取り組みを加速させることができます。

- 新型制振装置とAI解析技術を組み合わせた床振動抑制システム「T-Silent® TMD Floor」を開発
- 低コストかつ施工性に優れた薄型・円形の新型制振装置(TMD)の仕様・配置をAIを用いて最適化。導入コストを最大50%削減し、オフィスなどの床振動を効果的に抑制します。

- 長崎県雲仙市でスマート技術を活用した温泉街活性化の実証実験を実施
- 雲仙温泉街で、人流・車流の回遊性向上、渋滞緩和、観光促進などの施策を現地検討し、観光地の活性化を図ります。あわせて、災害時の安全・安心確保に資するサービスの実用化を目指します。

- 集成材と鋼管柱を一体化したハイブリッド耐火柱「T-WOOD® TAIKA」の適用範囲を拡大
- 部材仕様を大幅に拡充し、日本建築センターの一般構造評定と1時間耐火の国土交通大臣認定を取得。個別評定なしで、多様な建築プロジェクトへ適用可能になりました。

- DX対応型次世代多機能保護具「スーパーSCヘルメット」を開発
- 粉塵・騒音・高湿度の山岳トンネル環境下でも、作業員が安全かつ快適に効率よく作業できるよう、複数の保護具機能を統合。さらに、個別空調、後方視認、双方向通信などの機能を集約しました。

- トンネル掘削作業の進捗状況に合わせて複数工事設備の運転制御を最適化
- 「T-iDigital Field」に複数の工事設備を自動で運転制御することができる機能を追加し、運転の最適化を図ることで、電力消費量とCO2排出量の大幅な削減を実現しました。

- 「T-eConcrete®/Carbon-Recycle」を高速道路構造物の場所打ち施工に国内初適用
- 阪神高速道路株式会社との共同研究による試験施工として、阪神高速道路14号松原線一部区間(喜連瓜破-三宅間)において、国内初の場所打ち施工を実施し、中央分離帯を構築しました。

- 在来植物による室内緑化技術「T-バイオフィリックグリーン」を開発
- 自然な形状のプランターに在来植物を植栽し、室内で四季の移ろいを体感できる室内緑化技術です。快適で安らぎのある空間づくりに寄与し、ウェルネスの向上に貢献します。

- 耕作放棄地の水田を畑地化する農地再生の取り組みを開始
- 地域の建設残土で嵩上げし農地を造成。造成後は食品廃棄物由来のリサイクル肥料を用いた野菜の栽培実証を実施し、耕作放棄されていた水田を造成初年度から高生産性の畑地へ再生できることを確認しました。

- VRを活用した切羽観察システム「T-KIRIHA VR®」を機能拡張
- 切羽前方で懸念される不安定岩塊の位置・規模を的確に予測し、落石リスクを事前かつ詳細に把握。これにより、山岳トンネル工事の安全性を一層向上させます。

- 国内最高レベルの性能を有する遠心力載荷実験装置の運用開始
- 模型実験により、巨大地震時の地盤変形を高精度に再現可能です。水平方向に加え鉛直方向への同時加振にも対応しており、高い構造安全性が求められる原子力施設等の設計法検証に活用できます。
