DATA
- 所在地
- 三重県四日市市
- 竣工年
- 2020年4月
- 設計者
- 久米設計
- 施工者
- 大成・中村特定建設工事共同企業体
2021年開催の三重とこわか国体開催に向けて、市民がスポーツを楽しむとともに、全国大会などの大規模な大会を開催できる新しい体育館が中央緑地に整備されました。東海地域有数の広さを誇るアリーナは、市民がスポーツを楽しむだけでなく、トップレベルのスポーツを観戦できる3500 人分の観客席を備えています。ダンスやバレエのほか、大会開催時の練習会場や控室にも使える多目的室、弓道場、サッカー場3 面も取りそろえ、多様な市民活動に対応できる施設となっています。
アリーナなどの内装には木材を使用することで木の温もりを感じられるデザインとし、木漏れ日のような空間で市民がウォーキングなどを楽しめる工夫もされています。中央緑地の自然環境を最大限保存する計画により、長年工業地域と住宅街の緩衝緑地とされてきた緑地の役割を継承し、自然と一体となった新たなスポーツ公園に生まれ変わりました。
アリーナ
多目的室
弓道場