- みらいの農場 -

誰もが、当たり前に農業に親しみ、健康で豊かな食を楽しむ社会へ

─ 建設技術が生み出す、
人と農業の新しいつながり ─

私たちの考える農場は、単なる農作物の生産現場ではなく、研究開発から生産・加工・流通・体験までの全てを行う場です。国土の狭い日本において、生産性の高い農場を人々の生活する、あらゆる場所、場面に整備することにより、いつでも新鮮で安全な美味しい食材を手にすることができます。

2030年、大成建設は、都市への農場インフラの導入と農業のデータ化、スマート化で農業の可能性を広げ、誰もが当たり前に農業に関わることができる社会を担っています。

職場の隣に農場を。 ─ 都市環境を活かし、生活に密着した超高層農場ビル ─

高度経済成長期に建設され、リニューアル期を迎える超高層ビルを、職農近接ビルに変えていきます。コンピュテーショナルデザインを駆使し、木造壁による軽量化とCO2 固着量の最大化、農作物育成のための日射量の確保を両立させ、新しいサスティナブルな都市景観を創出します。

農作物のビル産ビル消が、新しい食のサーキュラーエコノミーを生み出し、物流や保管のコストを大幅に削減するとともに、フードロスの削減につなげます。

自宅の近所にも農場を。 ─ 廃校、老朽化建築を農場にリノベーション ─

少子化や地域の人口構成の変化等により、廃校や老朽化した集合住宅等の空き部屋が増えています。地域社会に長年根付いてきたこれらの建物たちを、農場として再生します。日常的な食糧生産や地域の触れ合いの場として、また災害時の地域の食料供給源として、地域の食と生活を支える新しい機能で、建物が生まれ変わります。

休日にはみんなで農場へ。 ─ 災害に強く、みんなが集まるスマート農場 ─

耕作放棄地の増加に歯止めをかけ、食料自給率を向上させるため、農地の集約化とスマート化を図ります。階段状農場では、多様で豊かな日本列島の気候特性を生かしつつ、年々増加する台風や豪雨による農作物被害を最小限に抑えます。全天候型スマート農場では、高性能なゲノム編集作物や世界中の農作物などを、高密度・高頻度の圧倒的生産力で栽培します。趣味やレジャーにより各地の農場が賑わい、多拠点生活による営農も活性化します。みらいの農場は、そんな農業を通した人々の交流の場になるでしょう。

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